3流食道楽 |
■ | 2000/07/04 竈@大久保 |
「またラーメンかよ〜」という声も 聞こえ始めていますけど、 「だって好きなんだもん♪」ということで(笑) という、前々回、前回と同じ導入でまいります(核爆) 今回は大久保にある竈(かまど)です。 このお店はオープンして約半年という、 まだまだ若い店なのですが、 すでに東京ラーメン界にその名を響かせる、 注目度の高いお店として急成長中です。 店主は麺屋武蔵@新宿で修行していたそうで、 現在東京No.1の呼び声も高い武蔵出身者ということで 結構注目度も高かったようです。 2000年に入ると急激に客数も伸び、 現在はやや落ち着いたものの、 行列は覚悟したほうが良いかもしれませんね。 平日の昼の営業時間ギリギリの14:15に行ってみましたが、 並びはしなかったものの店内はほぼ満席。 さすがに話題の店といった感じです。 店内は明るくも暗くもなく落ち着いた雰囲気で、 清潔感もある、「最近のラーメン屋」といった趣き。 意外と女性1人のお客さんも多いようでした。 ここは素材を燻製にすることがウリのひとつで、 お店の前には燻製用の大きなつぼが置かれています。 あ、そうそう、お店を見つけるのに少し苦労しました。 路地沿いのビルなのですが、中2階のようになっていて、 階段を少し上って廊下を奥へと進んだ2軒目くらいにあるので 地図を見ながら歩いていても通り過ぎることもあると思います。 看板も出ていますが、結構さりげないので はじめて行くときには注意しましょう。 さてまずは食券を購入。 お目当ての燻製たまご「燻たま」はすでに売り切れだったので オススメマークの燻製チャーシュー麺をいただきました。 チャーシューだけの量り売りもあるという、 自慢のチャーシューだけに期待大です。 カウンターの席につき待つこと・・・15分? ちょっと長かったですね。 タイミングが悪かったのか、丁寧なのか、 とりあえずもうちょっと早いと嬉しいです。 待ってる間に水が出てきますが、 ポットには「アルカリイオン水」と書いてありました(笑) さてさて、やっと出てまいりました! 結構チャーシューがのっています。 シナチクはやや少な目かな? 魚系ダシの香りが食欲をそそります。 とりあえず一口・・・思ったよりも濃い感じ。 まあ、「こってり」を頼んでますからあたりまえ?(笑) 次にレンゲでなく器から直接すすってみます。 おお〜かなり違う、香りが直接入ってくる分、 もっとまとまった味わいになります。 燻製チャーシューの効果かもしれませんが、 舌に香ばしさが残ります。 あと、背油っぽいものが浮いていますが、 これはチャーシューの油なのかな? 魚系ダシのわりになかなか重めのスープです。 そして麺。 中太角目のナチュラルウエーブの麺は それ自体もなかなかの味わいですが、 ココのスープにかなり合ってます。 よく研究されている感じです。 そして燻製チャーシュー。 やはり通常の煮豚や叉焼とは香ばしさが違うようです。 どちらかというと叉焼に近いのですが、 煮てから燻製にするという手法が、 他の肉とは一味違う独特の香ばしさを出しています。 柔らかく、肉の味も濃く、これはイケてますね。 単品量り売りするだけはあります。 全体としては、 食材ひとつひとつのレベルも高く、 それを高いレベルでバランスを保っている、 非常によく出来たラーメンだと思いました。 確かに話題を独占し、行列が出来るだけのことはあります。 惜しむべきは営業時間の関係でそうちょくちょく通えないことと ラーメンが出てくるのに時間がかかることですね。 それを差し引いたとしても、かなり高次元なラーメンでした。 竈@大久保、 今回の「これは良いんじゃない?」な店に決定!!(笑) |
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