3流食道楽

2000/09/27 六角家@東白楽
  「またラーメンかよ〜」という声も
聞こえ始めていますけど、
「だって好きなんだもん♪」ということで(笑)
という、前々前回、前々回、前回と同じ導入でまいります(核爆)

今回は六角橋にあるその名も六角家です。

近年の関東ラーメン界はもちろん、
日本ラーメン界において一大勢力となった
家系ラーメン@横浜。
その総本山である吉村家につぐ地位と思われるのが
この六角家@東白楽です

店主は神藤氏。
吉村家@横浜で修行した後、本牧家の店主を経て独立、
1988年六角橋近くに六角家を開店しました。
現在はラーメン博物館や大鳥居などにも展開しています。
近藤家の店主である近藤氏は六角家からの独立です。
家系には家系図が存在するというのも面白いですね。

行ってみたのは祝日の21:00頃。
行列はなかったものの、店内は満席だったので
5分程度待ちました。
まずは食券を購入。
チャーシューメンに挑戦です。
注文時にお好みで
・めん:固め、普通、やわらかめ
・あじ:濃いめ、普通、薄め
・油 :多め、普通、少なめ
をオーダーできるのは家系流。
プラス、「味たま」もこのタイミングでオーダーです。

待つこと5分程度、
「固め」でオーダーしたので他の人よりも早く出来上がりました。
器の中にはチャーシューが5枚程度、のり3枚、ほうれん草、
太目のめんにとんこつしょうゆ系スープとまさに家系。
かなり期待して食べ始めましたが、
期待通りというか、期待以上というか、
これぞ家系という味わいです。
同じ家系のまこと家@青物横丁に良く行くのですが、
そこと比べると角がないというか、
雑味を感じさせない完成度の高い味です。
その分パンチ力はやや落ちますが、
それをカバーして有り余る完成度で、
総本山吉村家に勝るとも劣らないものでした。
チャーシューは割とオーソドックスという感じで
可も無く不可も無くといったところですね。
次回以降は「味たま」or「中盛」にしようかな〜
麺についてですが、
製麺所までは確認できませんでしたが
吉村家に近い感じの中太麺で、
固めでオーダーしましたがそれほど固くもなく、
でも伸びにくい良い麺でした。
家系といえば結構ヘビー級なのですが、
食べ終わった直後に「また来よう」と思わせる感じは
さすがといえるでしょう。
ちなみにまこと家は「も〜食べたくない」と毎回思わせる
なんともいえない攻撃力がまた魅力です(笑)

全体としては、
家系らしさを高いレベルで昇華したラーメンです。
おそらく万人に受け入れられるものでしょう。
これはこの手のラーメンにはめずらしいことだと思うので
それだけでも凄いことだと思います。
ラーメン博物館への出店もうなずけます。
あと、味とは関係ないかもしれませんが、
従業員のオペレーションがしっかりしていることも
気持ちよくラーメンが味わえるポイントですね。


六角家@東白楽、
今回の「さすが!」な店に決定!!(笑)

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