詩の世界 さよならなんて云えないよ |
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【小沢】詩の世界。 今回のお題は「さよならなんて云えないよ」です。 この作品は小沢健二の10枚目シングルで、 「森永ダース」のCMで使われました。 早口言葉(?)にかき消されて全然聞こえなかったですが(笑) ポップなギターによるイントロが とても印象的な曲です(世界的に有名(笑)) では詩の世界へとまいりましょう。 みなとによる解釈 仲間たちと、そして君とすごしている”今”は 僕にとってとても大事で とても居心地が良くて ずっとこうしていたいと思うけど 僕らが前を向いて歩き続ける以上、 その先にあるものを求め続ける以上、 ”今”とずっと同じではいられなくなる。 そんなことはわかっているけど みんなもわかっているけど・・・ といった感じなのですが・・・ 自分で考えてみて、やはり言葉にするのは難しいテーマです。 誰もが感じているこの気持ちというか感覚みたいなもの、 まさに「さよならなんて云えないよ」 というタイトルに現れています。 小沢健二が(たぶん)こだわり続けている”今”、 そして”これから”という二つの要素について感じます。 この作品の中で一番引かれている部分は *「OKよ」 です。 一番心を緩ませることのできる人の前だからこそ 見せることのできない気持ちや言うことのできない言葉。 ちょっとだけ強がってしまいます。 でもその強がりをわかってくれる人がいる。 わかっていて、ただ聞いてくれる人がいる。 すばらしいです。 そんな素敵な仲間だから そんな素敵な時間だから 「さよならなんて云えないよ」なんだな、と思います。 だって、”今”は二度とこないから。 もう一つ気になるところがあります。 *「この瞬間は続くと! いつまでも」 ここの部分で、 作中の”僕”はある一つの答えに達するわけですよね。 多分、”今”がずっと続くのではなく、 今感じた”気持ち”が色々と形を変えながら ずっと続いていく、心に残っていくと感じたのではないかと思います。 幸せを感じる瞬間っていつも同じっていうわけじゃなくて色々な形があるし、 でも、”幸せだ!”と感じる心とか 幸せだと感じた時間というものがあったことは ずっと変わらない気がするのです。 幸せな思い出も大事だけど 幸せだと思えた事がもっと大事 みなとはそう思います。 幸せなときも、 そうでないときも、 「幸せになれる自分」を知っていると 色々な事をがんばれたりするのです。 だけど”今” 何度も考えてみて やっぱりさよならなんて・・・ 注:ここで書かれている物はみなとの持つ、小沢健二の詩に対する一つの見方です。 別に他意はありません(笑) *「」さよならなんて云えないよ 作詞:小沢健二 |
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